この女性は42歳。予想外の妊娠でできたのはなんと四つ子だった…!その四つ子たちの現在は…?

2020年5月18日

40代の女性ともなると、自然に妊娠していたとわかれば驚くのも無理はありません。

しかもそれが一卵性の三つ子であるとは、夢にも思わなかったことでしょう。
しかし、出産の途中で、母は医師から驚きの言葉を聞くことになったのです。

42歳のキンバリー・フュゲイトと夫クレイグには、10歳になる娘ケイトリンがいました。

 

2014年2月、子作りを計画していなかった二人に驚きの出来事が起こります。

それはキンバリーの妊娠でした。

 

 

「妊娠13週だって!」計画していなかったとはいえ、二人にとって嬉しい出来事でした。

 

 

そして妊婦検診に来ていたキンバリーは、医師から予期せぬ事を伝えられます。

 

「おそらく、一卵性の三つ子ですね」

 

「先生、本当ですか!」

何と42歳のキンバリーは自然妊娠で三つ子を妊娠しているというのです。

 

 

突然の知らせに戸惑いつつも喜ぶキンバリーとクレイグ。

 

「こんなに嬉しいことはないわ!さっそく準備をしなきゃ」

 

赤ちゃんを迎えるため、手狭になる家から引っ越しを考え始めた二人はベビー服や大きな車を用意し始めます。

 

高齢出産で多胎児なので、自然とリスクも高いのですが、彼女は赤ちゃん達と会う日を心待ちにして過ごします。

 

 

そして予定より二か月も早い28週目、出産の日を迎えました。

 

 

予想外の妊娠に驚き、そして三つ子と聞いてさらに驚いた日からあっという間の出産日。

 

 

まるで夢じゃないかと思うキンバリー。そんな中三つ子を取り出した医師が驚きの言葉を発したのです。

 

「まだ足があるぞ!」
なんとキンバリーの娘たちは、四つ子だったのです!

 

 

 

超音波検査のときは別の子の後ろに隠れていたらしく、医者でさえも予期していませんでした。

 

彼女のように四つ子を自然に妊娠する確率は、73万分の1。

まるで宝くじのような確率なのです。

 

こうしてキンバリーは出産を終えたのですが、娘たちは体重が1000グラム程度の未熟児だったので、人工呼吸器を着け、さらに数ヶ月の間はNICU、つまり新生児集中治療室で過ごさなければなりませんでした。

 

 

 

この間キンバリーは片時も気が抜けません。

一人の体調が良くなったと思えば、別の一人は悪くなる、の繰返しです。

 

 

二人の娘の心拍数が下がり、医者が蘇生を行うのを固唾をのんで見守ったこともありました。

 

また一人は目の手術を受けなくてはならないなど、四つ子の命は苦難の連続だったのです。

 

そして、子供達の様子を見守る間、彼女は「マクドナルド・ハウス」を利用することに…。

これは、家から遠く離れた病院に入院している子供と付き添いの家族のための宿泊施設で、日本国内にも数か所設立されています。

 

ハウスに滞在する親たちとは家族同然に親しくなり、スタッフも精神的に支えてくれました。

 

また病院の看護師も、彼女が思わず涙を流した時には一緒に泣きながらこう言ってくれたのです。

 

「乗り越えましょう!私たちがついていますから」こうして四つ子の命は多くの人の手で助けられ、困難な時期を乗り越えたのです。

 

 

5月から6月、娘たちはようやく家に帰ることが出来ました。

一人だけ軽度の成長障がいの可能性があったため、定期的に健診を受ける必要があったものの、体重は8~9kgにまで成長し、おおむね健康です。

 

こうして家にやって来た四つ子は、初めて互いの顔を合わせることになりました。

 

病院にいた頃は、四つ子はそれぞれ別の保育器に入っていたからです。

 

『「うー」と一緒に言うときは、まるで会話のようだし、腕が重なった時は、ハグしているみたいよ…。」

 

 

娘たちが揃って仲睦まじげにしているのを見るときキンバリーはこれほど嬉しいことはありません。

 

 

間違えないようにとケンレイ、クリスティン、ケイリー、ケルシーと、それぞれの名前を入れたブレスレットも作ったもののクリスティンは髪が多い、ケンレイは一番小さい、など少しずつ違いが出てきたため間違えることはなさそうです。

 


可愛い子供達ですがさすがに四つ子となれば生活は一変。

数時間おきの食事やおむつ替え、寝かしつけなど…そして一番大変なのは4人同時に泣いてしまう時…それはすさまじい音量でした。

 

デイケアに子供たちを預ける日も、用事をすませ、睡眠不足を解消すれば終わってしまいます。

 

それでも娘たちの成長に幸せがこみ上げるキンバリー。

 

そして長女のケイトリンも妹たちの面倒を見てくれています。

 

四つ子の例は世界でも60~70件しかなく、また42歳で自然分娩で四つ子という珍しさもありFacebookでも大人気のとなった4人。

 

すくすくと成長し、現在6歳。笑顔がとても可愛い子供たち。

 

ところが、幸せに見える一方でその後の一家に苦難が訪れてしまいます。

 

 

5人の子供たちの父親が、四つ子が1歳の時に離婚をしたいと家を出て行ってしまいました。

 

そのまま、行方不明となり、養育費の支払いは400万円以上滞ったまま。

 

そしてキンバリー自身は2017年に両側乳がんの診断を受けてしまい、抗がん剤治療を受けることに。郵便局と裁縫の会社を掛け持ちして働いても子供たちのために新しく購入したトレイラーハウスの支払いや日々の生活費は足りません。

 

 

さらに四つ子ちゃんたちは全員が『ベックウィズ・ヴィーデマン症候群』の診断を受けてしまいました。

これは臍帯ヘルニア, 巨舌, 巨体を三主徴とする先天異常症候群です。

 

4人のうち、3人は無症状であるものの、定期的な検査が必要です。そして症状が出ているケイリーは、他にも脳性まひを患ってしまっているため歩くことができません。

 

 

現在gofundmeで募金活動をしているシングルマザーのキンバリー。

 

 

 

とはいえ、周りのサポートを受けながら、可愛い子供たちとの日々を楽しむことは忘れていないようで安心しますね。

 

 

驚きの連続で誕生した可愛い四つ子ちゃん。奇跡的な誕生をした子供たちが、周囲の支えによって無事に成長してくれることを祈るばかりです。