ドライブスルーサファリで熊に手を振った女性…次の瞬間、予想外の出来事が。

車の中から間近で動物を見れることで大人気のサファリパーク。有名な富士サファリパークを始め、北海道から九州まで日本国内にも11園ほどあります。

観光バスで見る場合もあれば、マイカーで自分たちのペースで見ることもできます。

 

近くで見る動物たちは迫力があるものの、ちょっと気を許した瞬間に事故が起きてしまった、という例も過去にあり、危険はゼロではありません。

ある女性は野生動物が放し飼いになっているファームで、マイカーから巨大な熊に向かって手を振りました。

すると熊が全く予想もできない反応を示したのです。

米ワシントン州西部、オリンピック半島セクイムにある「オリンピック・ゲーム・ファーム」。

ここではライオンや虎、リャマやシマウマ、そしてコディアックヒグマなど、30種類以上の動物たちが放し飼いになっています。

 

「ドライビング・ツアー」では、そんな動物たちを間近に見ることができ、直接食パンを食べさせたりすることができます。

 

大きな野生動物を間近で見る機会はそんなにありません。

 

車の窓に顔をのぞかせる動物たちに餌をあげるのはこのツアーの醍醐味。でも気をつけないと、こんなふうにバッファローたちに顔を突っ込まれて車の中がよだれだらけになるなんてことも…。

 

 

あるファミリーもこのドライビング・ツアーに参加し、様々な動物たちに出会います。

 

そして、忘れられない体験をすることに…。

 

 

柵越しに餌をあげられる動物たちの中に、とても大きな熊がいました。

 

この熊はコディアックヒグマ。体重はメスが225 – 315kg、オスが360 – 635kgにもなる巨体の熊。

この大きさはホッキョクグマに匹敵するほどです。

 

テディベアなど、日常的には子供たちのお気に入りのぬいぐるみになるような可愛いイメージのある熊ですが、実物はとても抱き着けるような動物ではありません。

 

 

特にその中でも巨体なコディアックヒグマは、アラスカの沿岸部、アラスカ半島のコディアック島という島に生息する特殊なヒグマの一種です。

北海道のヒグマは平均体長180㎝程度ですが、このコディアックヒグマのオスは体長が平均244㎝、体高133㎝にもなります。

 

 

その理由は食糧事情にありました。

一年を通して穏やかな気候であるコディアック島では、毎年5種類もの鮭が川を遡ってきます。

 

産卵を控え、皮下脂肪が豊富な鮭が食べ放題となれば、体が大きくなるのも当然です。

 

 

 

食糧に困らないせいか性格は穏やかとのこと。

 

 

とはいえ、ここはワシントン州のオリンピック・ゲーム・ファーム。残念ながら鮭の食べ放題、とはいきません。

お腹をすかせた熊がもしも食糧を求めて近づいてきたら…。

 

 

これほど巨体なコディアックヒグマですが、何と本気で走れば時速50㎞もの速さが出るとか。

 

そんな速さで体当たりされたら、人間なんて一溜りもありません。

 

そんな熊を柵越しに見られることに大興奮の一家。巨大な熊に対して低すぎるように見える柵ですが…。

 

 

物欲しそうなコディアックヒグマは食べ物を求めて近づいてきました。

 

助手席の女性は怖がる様子もなく、巨大な熊に興奮気味のようです。

 

 

 

女性を見つめるコディアックヒグマに思わず手を振ってみた女性。

 

するとクマはにっこり微笑んだような表情に。女性の笑顔につられたんでしょうか。

 

 

手を振り続ける女性。

 

すると次の瞬間…!

 

 

クマが手を振り返してきたのです。

 

 

これにはファミリーも大興奮。

 

『クマが手を振ってくれたわ!』

 

まるで歓迎されているかのような気分になったのですが…。

 

 

当然、コディアックヒグマが

 

『来てくれてありがとう~!バイバーイ!』

 

と手を振っているわけではありません。

 

 

ここに住んでいる動物たちは、いつも人間から直接パンをもらって食べています。

 

 

きっと、こうすれば餌にありつける…そう思っての行動だったのかもしれません。

 

とはいえ巨体のクマが人間に手を振る様子はとても可愛く、ファミリーがこの様子をYoutubeに公開するとたちまち話題になりました。

 

 

これがきっかけだったのか、『waving bear』として有名になったこちらのヒグマたち。

 

こうすれば餌がもらえる、と仲間たちも学んだようで、それから訪れる客を独特のジェスチャーで楽しませてくれているようです。

 

 

 

そして、この巨大なコディアックヒグマを子供として育てている夫妻がいます。

 

 

 

ニューヨーク州に住むジムとスーザンは、赤ちゃんの時に救助されたコディアックヒグマを育てはじめ、もう20年以上も経っています。

 

 

 

夫妻の100エーカーの敷地内には、11匹ものクマが家族の一員として飼育されており、その中の一匹、21歳のジミーがジムにじゃれる動画がネット上に投稿されると大反響に。

 

 

 

このジミーは体重がなんと630㎏もあります。ところが、赤ちゃんの頃から夫妻に育てられているジミーは自分がどれほど強いのか気づいていないよう。

 

 

 

20年以上も救助されたクマたちを育てている夫妻にとって、巨大な熊たちは我が子そのもの。愛情をかけて育てているため、クマたちもジムとスーザンのことが大好き。

 

長年の信頼関係があるからこそではあるものの、巨大なぬいぐるみのようにも見えるフワフワのクマとこんな風に仲良くなれるとは驚きますね。